赤ちゃんのミルクアレルギー増加

ミルクのタンパク質に反応し、下痢や嘔吐・血便などの症状がある「新生児・乳児消化管アレルギー」が増加しているというニュース。

厚生労働省の研究班の調査によると、少なくとも500人に1人の割合で、毎年全国で2千人以上が発症している可能性があるそうです。

ミルクアレルギーはアレルギー用の市販のミルクで治療できるとし、研究班は診療指針を作って公開するとのこと。

このアレルギーは生後1日〜7日で起こり、原因は牛乳から作ったミルクが4割、母乳と人工乳との混合も4割、母乳だけも1割以上。

03年に埼玉で死亡例、08年には愛知で腸が壊死(えし)した重症例も報告されているそうです。

「東京都内すべての産科、小児科、総合病院、計約1085施設にアンケート(回答率約47%)したところ、08年9月〜09年8月に103例の発症例が確認された。」とのことですが、回答率47%というのは低すぎるデータだし、アレルギーに対してしっかりとした専門知識をもって対処してくれている医療機関がどれくらいあるのかを考えると、見逃されているケースが多いのではないかと思われます。

体重が増えなくても、出産後新生児は体重が一時的に減少するものだし、下痢も新生児はもともと軟便なので気付きにくい。

嘔吐も新生児のうちはミルクや母乳を吐くことなんてしょっちゅうなので、「新生児・乳児消化管アレルギー」との区別はつきにくいかもしれません。

⇒ 赤ちゃんのミルクアレルギー増加 治療用ミルクで回復

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